地獄の釜を覗くような気持で読。ボケてしまった舅「茂造」の面倒をみる昭子を打ちのめすような状況が次々に襲うのだが完全なる絶望は存在せず、一筋の光明が必ずみえる。家族に迷惑かけまくりの茂造は終始丁寧語を使い、嫁を「昭子さん」と呼んでなついており意外にも可愛く描かれていた。ボケるなら可愛く!だなぁ。ムカつく老人にはなりたくねー。昭和47年作品だが全く古くない。老後問題シミュレーション本。
by sumirnoff1
| 2008-05-31 23:08
| ほん
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